骨粗しょう症外来
骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨がもろくなり骨折しやすくなる病態です。また、無症状であることが多く自覚症状が無いまま進行し、ある日突然骨折が起こって手術や寝たきりになる可能性がある病気です。そのような方を増やさないために、『骨粗しょう症外来』では骨粗しょう症の予防や治療を行います。骨粗しょう症は遺伝・加齢・生活習慣・閉経(女性のみ)の影響をうけ、何らかの病気でステロイドを内服されている方、糖尿病や慢性腎臓病や慢性閉塞性肺疾患を有する方にも多く、50歳以上の方や、今まで骨折歴のある方が発症する可能性があります。
まずはお気軽にご相談ください。
骨粗しょう症外来の紹介動画
当院のYoutubeチャンネルにて、骨粗しょう症外来について紹介しております。
検査について
基本の検査は、採血・レントゲン・骨密度測定です。
X線骨密度測定装置(ホロジック社製)
当院は2022年2月に最先端の骨密度測定装置 ″X線骨密度測定装置(ホロジック社製)″ を導入いたしました。DXA法(デキサ法)を用いて、腰椎と大腿骨の 高精度な骨密度検査を行います。
DXA 法とは、Dual-energy X-ray Absorptiometry の略で、2種の異なるエックス線 を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差で骨密度を測定する方法という意味です。被ばく量 は極めて少なく、迅速かつ精度の高い測定ができ、骨密度測定の標準とされています。
治療方法
「骨粗しょう症チーム」が連携し、薬物治療を中心に、栄養指導、転倒予防を含めた運動療法、生活習慣指導などを行います。
骨粗しょう症チーム
メンバーは医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、管理栄養士、リハビリスタッフなどで構成されており、それぞれの立場からサポートを行います。
骨粗鬆症マネージャー
当院には現在1名の骨粗鬆症マネージャーが在籍しています。骨粗鬆症マネージャーとは、日本人の10人に1人が患者だと言われている"骨粗鬆症"の啓発・予防・再骨折の予防・円滑な治療を行うために、各専門職と連携して診療支援を行うコーディネーターの役割を担っています。
メッセージ
骨粗鬆症は、健康な生活を脅かす恐ろしい病気です。しかし、実際にその予防と治療に取り組めている方は少ないです。自覚症状なく骨折している場合もあるため、まずは骨密度検査で骨の状態をチェックしてみませんか?私は骨密度の他、レントゲン撮影などの画像検査を担当しておりますので、骨粗鬆症に関して気になることがあれば気軽に話しかけてください。
ご予約・お問い合わせ
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096-339-1161