リハビリ見学会のご報告
2025年7月10日(木)に開催いたしました「リハビリ見学会」は、高次急性期医療機関の皆様にご参加いただきました。
当院では、高次急性期医療機関からご紹介いただく患者さんをスムーズにお受入れさせていただくための、迅速かつ柔軟な転院受け入れ体制について事務長よりご案内いたしました。
つづいて、地域連携室長兼リハビリテーション科医師の千手佑樹(せんじゅ ゆうき)より、リハビリテーション医学が「生きることの先にある活動に着目した医学」であるという基本概念から、当院がどのように質の高いリハビリテーションを提供しているか講演を行いました。
特に当院回復期リハビリテーション病棟では、リハビリテーション専門医の配置と、医師がリーダーシップをとる多職種連携、7つのワーキンググループによるサービスの標準化に努め、入院する患者さんの生活全体をサポートする取り組みについて紹介いたしました。
講演後には、回復期リハビリテーション病棟や最新の機器や設備が整ったリハビリテーション室の見学を行いました。患者さんを支える医療スタッフがどのように連携しサポートしているのか実際の現場をご覧いただきました。
意見交換会では、ご参加いただいた高次急性期医療機関のみなさまから活発なご質問やご意見をいただき、自由な意見交換会を行うことができました。
これからも地域連携交流会を通し、地域医療の質の向上に尽力し関係医療機関との連携をさらに深めていく所存です。
患者さんにとっても、地域のみなさまにとっても、より身近で信頼できる医療機関であり続けるために、スタッフ一同これからも日々研鑽を重ねてまいります。