患者様の入院連絡書を通じた薬剤管理の新たな取り組み
こんにちは、武蔵ヶ丘病院です。私たちの病院の薬剤部では、昨年12月から新しい取り組みを始めました。
それは、患者様が入院された際に、その情報を薬局薬剤師さんにもお伝えする「入院連絡書」の運用です。
この「入院連絡書」は、薬局薬剤師さんから、入院中の薬剤管理に役立つ情報を受け取るためのものです。例えば、「薬は家族が管理している」「昼の服薬遵守率が悪い」といった具体的な情報を共有いただくことで、入院中の処方や薬剤管理に反映させることができます。
この取り組みを熊本で開催された、「医療薬学フォーラム クリニカルファーマシーシンポジウム」
という学会で当院の薬剤師 畑本が発表させて頂く機会をいただき、その発表が薬事日報に取り上げられました。全国的にも珍しいこの取り組みが評価されたことは、私たちにとって大きな励みになります。
当院の薬剤部は、入院中だけでなく退院後の生活も見据え、より患者さんに寄り添った薬物治療をサポートし、地域に根差した病院の一員としてこれからも新しい挑戦を続けてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。