賞味期限切れの田楽味噌の提供について
当院の入院患者様に提供している退院膳に田楽味噌を使用した際、田楽味噌の「賞味期限」が切れたものを提供していることが判明いたしました。現在のところ、患者様の健康被害の報告はございません。
1、賞味期限切れの田楽味噌を配膳した患者様の人数
令和6年6月2日~令和6年7月31日に退院された患者様のうち、退院膳のコーン饅頭を提供した160名。
※退院膳でコーン饅頭を提供していない患者様は人数に含まれておりません。
2、経過
令和6年7月31日、調理準備中に田楽味噌の賞味期限が令和6年4月24日であることを確認し、今回の賞味期限超過がわかりました。調査を進め、夏の退院膳として令和6年6月2日~令和6年7月31日に退院された患者様のうち、退院膳としてコーン饅頭にかけていた田楽味噌(使用量3g程)を配膳した患者様に使用しておりました。
3、原因
夏の退院膳のメニューを立案する際に、冷蔵庫に在庫として保管していた田楽味噌の賞味期限の確認を怠っており、実際に退院膳で使用する田楽味噌を開封する際にも賞味期限の確認を怠っていたことが原因と考えられました。
4、再発防止策
- 賞味期限の確認するタイミング(保管場所を移動する時・開封する時、使用する時)を明確化して、確認のタイミングを見落とさないようします。
- 食材を開封する職員が開封日と賞味期限を記載して商品に貼付します。
- 賞味期限に1か月以内の食材は管理簿で期限を管理し、期限を超過したものは破棄した日付を記録します。
- 週に1度、すべての在庫食品の賞味期限の確認作業を行い、管理記録を残します。
患者様には多大なるご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。患者様に提供する食品の厳重な取り扱いについて、厳しく指導徹底を行い、再発防止に努めてまいります。
武蔵ヶ丘病院 病院長 水流添 周
問い合わせ先:栄養部直通 096-342-5178