第10回救急症例検討会を開催しました。
当院は、地域の皆さんのために、救急医療の質を高める取り組みを続けています。 この度、熊本北消防署楠救急小隊の皆様をお迎えし、3月5日(木)に「第10回救急症例検討会」を開催いたしました。
この検討会は、救急現場の最前線で活動される救急隊の皆様と、当院の医療スタッフが顔を合わせ、症例の振り返りや相互研修の報告を通じて連携を深める貴重な機会となっています。
1.転院搬送の実態と今後の課題
最初の症例発表では、当院へ搬送された後に三次医療機関へ転院となった具体的な事例が紹介されました。
現場で得られる情報には限りがありますが、既往歴や他院での治療計画をいかに正確に把握し、最適な病院を選定するかという、救急隊の皆様の非常に精度の高い視点が共有されました。当院としても、入電時のコミュニケーションをより密に図ることの重要性を再認識しました。
2.消防・病院間の相互研修を通して
看護師が救急車に同乗し、現場の厳しさや搬送先選定のプレッシャーを体験した一方で、救急隊員は病院内の地域連携室や包括支援センターの役割を学び、医療と介護の繋がりの深さを体感しました。
「地域の命を守る一つのチーム」として、お互いのフィールドを知ることで、よりスムーズな連携が可能になるという手応えを双方で共有することができました。
今後の展望
当院院長からは、「実際に体験することが一番の理解に繋がる。かかりつけ患者様の受け入れや、救急隊との円滑な連携は、当院が地域に貢献し続けるための要である」との総評がありました。
当院はこれからも、地域住民の皆様が安心して暮らせるよう、消防局の皆様との「顔の見える連携」を大切にし、救急医療の質向上に努めてまいります。
