武蔵ヶ丘病院が「病院DX推進協会アワード2025」で最優秀賞を受賞しました!
こんにちは!武蔵ヶ丘病院 広報担当です。 このたび、とてもうれしいお知らせがあります!
10月17日(金)に東京で開催された「病院DX推進協会」の2025年総会において、当院の取り組みが「日本病院DX推進協会アワード2025」の最優秀賞に選ばれました!
当院では、スタッフがより患者さんのケアに集中できるよう、パソコンなどで行う事務作業を「自動化ロボット(RPA)」や「AI(人工知能)」に任せる取り組みを進めています。
総会では、当院の事務部情報システム課・里川 副主任が、その具体的な事例を発表しました。
1. 入院患者さんの体調確認(熱・お通じなど)
- これまで:毎朝、看護師が患者さん一人ひとりの状況を確認し、記録していました。
- 自動化後:この確認・記録作業を、パソコンの中の「自動化ロボット」が代わりに行うようにしました。
- 結果:看護師の負担が減り、確認し忘れるといったミスも防げるようになりました。
2. 看護師の勤務表(シフト表)作成
- 今話題の「ChatGPT(AI)」も活用しています。
- 看護師が希望の勤務日や休みを入力すると、AIが自動で考えて勤務表を作成してくれます。
- 急な希望の変更があっても、データを直すだけですぐに新しい勤務表が完成します。
このような自動化を117種類積み重ねた結果、年間で2000時間以上もの業務時間を減らすことに成功しました!
発表した里川副主任は、「AIなどの新しい技術は、私たち担当者のスキルアップにも役立っています」と、今後の可能性についても話していました。
このたびの受賞は、「医療テックニュース」にも掲載されています。
当院は、これからもデジタル技術の力を上手に活用し、スタッフが働きやすい環境を整え、患者さんへより良い医療を提供できるよう努めてまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(左)里川 副主任 (右)田中 理事長
