第3回 武蔵ケ丘病院 学術フォーラム 開催報告
令和7年7月31日(木)、「 第3回 武蔵ケ丘病院 学術フォーラム 」が開催されました。
本フォーラムは、病院全体の医療・介護の質向上と職員間の知識共有・連携強化を目的に、看護部・検査部・排尿ケアチーム・リハビリテーション部・薬剤部の5部門からの発表が行われました。
各部門では、日々の業務から得られた課題や改善策をデータに基づいて発表し、実践的な解決のヒントが多数共有されました。主な内容は以下の通りです。
看護部:「看護部における師長を対象とした新たな管理研修の取り組み~目標管理制度の現場実装を目指して~」
師長(看護師長)を対象にした新しい管理研修を開始しました。これにより、職員のやりがいや働きやすさを高め、より良い看護を提供できる体制づくりを進めています。
検査部:「入院時Dダイマー測定におけるDVTスクリーニングの現状」
入院時に行う「Dダイマー」という血液検査を活用し、足の血管に血栓(血のかたまり)ができていないかを早期に見つける方法を検討。高齢の方や骨折のある方で血栓が見つかる割合が高いことがわかりました。
排尿ケアチーム:「当院の排尿ケアチームにおける排尿自立を目指した取り組みについて」
尿道カテーテル(尿を出すための管)を早く外し、自然に排尿できるよう支援する取り組みで、離脱率85.7%という高い成果を達成。他の病院より短期間でカテーテルを外せた事例が多く見られました。
リハビリテーション部: 「 共創するリハビリテーション~先進機器を活用したリハビリテーションの実践と産学連携の取り組み~ 」
最新のリハビリ機器と企業との共同研究により、患者さん一人ひとりに合ったリハビリを提供。杖やロボット機器を使い、歩き方や立ち座りの動作改善が見られました。
薬剤部: 「当院における褥瘡発症リスクの検討」
お薬の影響で起こりやすくなる床ずれ(褥瘡)のリスクについて調査。高齢、栄養状態の低下、骨が出っ張っている部位の圧迫が褥瘡につながりやすいことが再確認されました。
今後も本フォーラムは継続・発展し、病院全体で学び合う文化を広げていきます。
日々の診療や業務で得られた知見や工夫を共有し、部門を越えた連携を深めることで、より質の高い医療・介護と働きやすい職場環境を目指します。