回復期リハビリテーション病棟は、総病床数60床の1病棟編成で構成されています。入院中の患者様に対して充分な看護を行うため13対1の基準である回復期リハビリテーション入院基本料1を平成26年10月に取得し運用しています。また、夜間帯の充実させた看護・ケアサービスを提供するため、看護師2名、介護福祉士1名の3名配置しています。将来的には、看護師2名、介護福祉士2名の4名で運用できるように人材の確保・教育を実施しています。医師においても、専従者を配置し、体制強化を図っています。専従医師は、病棟のアドバイザーとなり、看護師、介護福祉士、リハビリスタッフの相談、教育も行い技術の向上に努めております。
当病棟では、『1日の生活がリハビリテーションである』と考え、早期の自宅復帰を目指しています。その取組として、脳血管疾患、整形外科疾患の患者様に対し、多職種と連携しチームとなって、患者様の寝たきりを防止し、さらなるADLの向上を図り、在宅へつながるための治療・リハビリ計画を作成し、その都度カンファレンスにて評価・実施を繰り返し行っています。回復期リハビリテーション病棟で入院される患者様は、急性期病棟より入院期間が長くなるため介護福祉士によるレクレーションや季節の行事を行い、精神面での安定に繋がっています。新病院への移転に伴い、同フロアに病棟とリハビリステーションを配置し、リハビリの実施時間を充分に提供できるようにしています。今後のさらに、患者様によりよいサービス提供できるよう回復期チーム一丸となって頑張ります。
医師と病棟看護師による情報共有を行っています。コミュニケーションを図りながら患者様への治療方針の統一を図っています。
言語聴覚士による摂食機能療法を行っています。摂食機能が低下した患者様に対して、専門職が実施することで、より安全に食事を摂食して頂いています。
日常生活のリハビリの一環としてレクレーションを楽しみながら行っています。通常のリハビリとは違う為、患者様の気分転換を図りながら行っています。