看護部
私たちが目指す看護
看護部長から挨拶
武蔵ヶ丘病院の看護部理念は「すべての人にやさしさと思いやりを」です。ここでいう「すべての人」は患者様だけでなく患者様のご家族・地域の方々・病院職員・実習生等を対象に考えています。お互いに信頼し、「やさしさと思いやり」を持って良好な人間関係を築き支援していきたいと考えています。
病棟は一般病棟・地域包括病棟・回復期病棟があり、手術後の看護や人工呼吸器管理など急性期看護からリハビリを中心とした多職種協働での在宅を視野に入れた看護まで幅広く学ぶことができます。地域に根づく病院として入院から在宅まで中心的役割を果たせるよう、看護部全体で頑張っています。
看護部長 木田 富美子
看護理念
すべての人にやさしさと思いやりを
看護部方針
- 患者様が満足される、信頼ある看護を提供します。
- 安全で科学的根拠に基づいた看護技術を提供します。
- チームの一員として看護の専門性を発揮します。
- 看護の質のレベルアップのために自己研鑽に努めます。
- 組織の一員として病院経営へ参画します。
看護部の紹介
外来
当院の外来部門には、総合診療科を中心に、循環器科・呼吸器科・内科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科・心療内科・リハビリテーション科の診療科があります。専門外来としては、禁煙外来・物忘れ外来・リウマチ外来・嚥下外来・骨粗しょう症外来・ペイン外来があり専門性を高めた医療サービスの提供を行っています。近隣の救急隊とは、救急対応が迅速にできるように、救急ホットラインでの連携をとっており、地域の救急医療に貢献できるように努めています。
一般病棟
当院の一般病棟は、10対1の看護基準にて運用しており、急性期の患者様を受け入れています。平成28年4月と7月に外科医師を1名ずつ迎え、手術の実施できる人員の確保をすることができ、同年10月より本格的に手術を開始する事ができました。令和5年4月から麻酔科のDr.も増え、週2回の手術ができるようになりました。今までは、内科的治療が中心だった病棟看護師でありましたが、外科的治療の看護も病棟全体で行っています。
地域包括ケア病棟
当病棟は、入院期間60日間という期限の基で在宅復帰を求められます。在宅復帰をスムーズに行うための「在宅復帰支援計画」に基いて医師・看護師・薬剤師・栄養管理士・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーの多職種が協力して治療や支援を行っています。まず入院、転棟から3日目までに初期カンファレンスを行います。併せて家屋調査を必要に応じて実施することで退院後の生活での問題点などを明確にし、在宅復帰後のケアも視野に入れた援助をしています。
回復期リハビリテーション病棟
当病棟は、『1日の生活がリハビリテーションである』と考え、早期の自宅復帰を目指しています。その取組として、脳血管疾患、整形外科疾患の患者様に対し、多職種と連携して寝たきりを防止し、さらなるADLの向上に努め、在宅へつながるための治療・リハビリを心掛けています。また、その都度カンファレンスにて評価・実施を繰り返し行い、回復期リハビリテーション病棟としてのPDCAサイクルを行っています。
訪問看護
利用者様が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるように、主治医の指示に基いて療養上のお世話や診療の補助を行っています。精神面のケアはもちろんのこと、ご家族の方の精神的負担や不安の解消にも気を配っています。お一人一人とじっくり向き合い、生活環境やご家族との関係など利用者様によって状況は様々ですが、訪問看護を通じて信頼関係を築いていきます。
お仕事スケジュール
日勤
-
8:30〜
朝礼、申し送り
-
9:00〜
点滴、入浴、ナースコール対応、経管栄養実施など
-
12:00〜
食事配膳、食事介助、下膳、交代でお昼休憩
-
13:30〜
ミニカンファレンス
-
14:00〜
検温、処置、ケアチェック、サインなど
-
16:00〜
夜勤者への申し送り、看護記録など
-
17:30〜
お仕事終了
夜勤
-
16:00〜
申し送り
-
18:00〜
夕食配膳、食事介助、下膳、イブニングケア、検温、夕方の注射など
-
20:00〜
就寝前の配薬、吸引など
-
21:00〜
検温、おむつ交換、巡視など
交代で仮眠、休憩 -
0:30〜
看護記録など
-
1:00〜
巡視、おむつ交換、体位交換など
-
6:00〜
検温、採血、看護記録、経管栄養実施など
-
8:00〜
朝食配膳、下膳、マウスケアなど
-
8:25〜
朝礼、申し送り
-
9:00〜
お仕事終了
教育・支援体制
当院は、患者様個々を尊重し誠実で温かい看護の実践を目指しています。経験や能力に応じたコース別教育プログラムを作成、専門職としての知識・技術の習得に取り組んでいます。また、院内スタッフすべてのレベル向上を図るため、多職種との連携、院内全体での研修、勉強会も積極的実施しています。
教育体制3つのポイント
教育体制のポイント1
手厚い新人教育
1年目は誰だって不安でいっぱいです。いくら頑張ってたくさん勉強しても、実践では同じ状況とは限りません。1人でしっかりとした対応ができる看護師になるまで武蔵ヶ丘病院では、プリセプター&プリセプティ制度はもちろん、看護師だけでなく配属病棟などチーム全体で新人をサポートする体制を整えています。
教育体制のポイント2
コースに応じた中間管理職教育
師長、主任、副主任などの管理職に対して、レベルに合わせた研修や勉強会を開催したり、院外研修や学会参加なども積極的にできるように、看護部での連携はもちろん、病院全体でサポートしています。
教育体制のポイント3
病院とともに成長する全体教育
武蔵ヶ丘病院では病院内の看護師全体での勉強会を開催しています。自分の所属する病棟や部署だけでなく、他部署などとも情報共有を密にすることで、院内や外来などの状況をお互いに知ることができ、院内感染の予防であったり、病院全体の看護技術の状況に努めております。
資格支援制度
看護師が、さらなるステップアップできるように資格取得支援制度の活用を推進しています。
資格一覧
- 医療安全管理者
- BLS・ACLSインストラクター
- 呼吸療法認定士
- 消化器内視鏡技師
- 回復リハ認定看護師
- 救急看護認定看護 など